ポピーの箸置き

先週触れましたポピーの箸置きを今日はさらにピックアップしてご紹介したいと思います。
久々にゴソゴソとカメラを引っ張り出しての撮影。レンズを通じて錫の肌合いがよく見てとれました。

 

花びらや葉の表面にテクスチャーをつけています。
石膏原型から金属になった時に花弁や葉の柔らかさに近づくようイメージをしながら、試作を経て腑に落ちた表情を採用します。

 

時が経ってすっかりカピカピなのですが(型取りする時はもう少しウェット)、石膏原型はこのような表情です。

 

 

ポピーの葉はこれまで作った椿、デイジーよりシルエットが複雑な形だったので原型の作りがいがありました。葉の抜けを表現するための掘り込みの調整が楽しかったなあ。

 

 

 

デイジーと椿は花が主役!という感じがするのですが、ポピーは花と葉のバランスが半々に近いような印象があります。
花も可愛いのですが、葉もあってこそのポピー。良いバランスなのではないでしょうか。
五個セットもいつもとバランスを逆にして花×2、葉×3の組み合わせを定番としてご紹介していきたいと思います。